王女修行、きわめます。

「知らないの?動物も赤ちゃんも、ちゃんとやきもちを焼くわよ」
「……」
「ましてや、あの子は人間で、年頃の女の子。嫉妬ぐらいするでしょうよ。なにに対してかは、彼女のみが知る、だけど。……ね、なにをそんなに焦っていいわけするの?」
「……ありえない、からだ」
「認める認めない、はあなたの勝手よ、セット。でもね、あとで後悔しないでね。目を曇らせないでね」

ああ、こんないい女を逃しちゃって。と思いつつも、エリーザベトがかわいくてしかたない僕がいる。さあ、そろそろ……ね、と思いながらニヤニヤ→ 感想