獅子の玉座 <レギウス>(2) 巨人の聖砦

「ですけれど、あたくしは彼の行動をこの目で見たのです。万の言葉を費やして、あたくしに不信を植えつけようとなさっても徒労ですわ。どんな誹謗を聞かされても、命をかけてあたくしに生を与えてくれた彼への信頼がゆらぐことなどありません」
聖王女は、威厳に満ちた声ではっきりといい放った。
「レオンは、あたくしの誇る戦士です。二度と彼を侮辱するのはゆるしません」

大切な存在だからこそ、言葉にできないものがあってというすれ違いが、もどかしいったらないですが、そこから深まる信頼がすばらしかった。さあ、次のレギウスはどうなるんだ?楽しみですね。 → 感想