夏休みは、銀河!(上)

『どうする?男の子』
「お、男……の子?」
『そう。別に助けに来なくてもいい。本当の危険なんて何もない。でも君は、女の子扱いされるのが嫌いなんでしょう?』
彼は戸惑いつつ、うなずいた。
『だったらここで、男の子らしいことをしてみても悪くないんじゃない?』

お化け屋敷に入ったら……というところからワクワクする気持ちが伝わってくるお話ですね。これは素敵なジュブナイルです。下巻はどうなるのか楽しみ。 → 感想