翼の帰る処(下) ― THE HOME OF THE WINGS

「身に余る光栄に存じます。しかし」
「謙遜は無駄だ。すでにそなたはやってのけた。無理ですとか駄目ですとか、許さんからな」
「ですが」
「わかった。問題を単純化しよう。そなたはわたしが嫌いなのか好きなのか、どちらなのだ」

離れていても感じる存在感にニヤリとさせられまくりです。「名」が持つ意味とその繋がりに、タイトルの意味がわかる展開にしびれまくりました。面白かった! → 感想