2009-01-02 家守綺譚 book ☆☆☆☆☆ 梨木香歩 ― サルスベリのやつが、おまえに懸想をしている。 ― ……ふむ。 先の会談はその故か。 ― 木に惚れられたのは初めてだ。 ― 木に、は余計だろう。惚れられたのは初めてだ、だけで十分だろう。 すっばらしい!家にまつわる動植物&異界のものの風景が、美しく幻想的に描かれています。こんな家に住んでみたいと思うばかり。年明け早々、いいものを読んで気分よくなりました。 → 感想