真・運命のタロット(6) 「星」はなんでも知っている

「あんたが今わの際に遺した言葉<悪魔>ちゃんがいてあげる」
人差し指を『腕』の中へ差し込んだ。しかし剥離を使うまでもない。細胞に刻み込まれた残留思念の叫びを<悪魔>の霊核は耳にしていた。
― <女教皇>から渡して。

初っ端のショックをどう表せばいいのか。ええ、どうせロマンチストですよ(何やさぐれてるんだ)。だんだんと政治的なものが絡んできましたが、閉じこもるライコを誰がどう引っ張りあげていくのか気になります。 → 感想