アカイロ / ロマンス(3) 薄闇さやかに、箱庭の

「あなたはなにも知らない。鈴鹿のことを。一族に潜む闇を。そして、あの夜のことさえも」
「……貴様」
枯葉は供子を睨み付けたまま、それでも怪訝な顔をした。
「闇、だと?それに……あの夜のこととは、なんだ」

因縁めいたものに対して、若干修正が入る模様。それでも枯葉は変わらず真っ直ぐでいてくれると思いたい。姉の謎はいまだよくわからないんだが……胸騒ぎがする → 感想