影執事マルクの天敵

「カナメが怪我をしたのは半分は私の責任ですし、屋敷に誘ったのも私です。面倒を見るのは当たり前です。なにより、あの娘が挙動不審なのは、刃物にさわれないので禁断症状が出ているだけです」
「え、でも、あれはどう見ても……。もしかして、マルクさん、鈍感なんですか?」
「なんです?」
「いえ!なんでもないです!」

マルクの唐変木っぷりにニヤニヤが止まらない。カナメがかなり近づいて来たけど、まだまだお嬢様が一番かな。気になることもあるし、続きが楽しみ。→ 感想