鳥籠の王女と教育係 永遠の恋人

「魔法は、恵みじゃないんですか」
「恵みです。けれどいつもそよ風を運んでくるわけじゃない」
「時として嵐になると言いたいのですか」
「そうです。誰かの幸せは別の誰かの不幸せだったりするでしょう?同じように魔法も、人のさだめも幾重にも重なり、つながりあっているので」

母のこと、呪いの真実、そして「月」と「光」の思い。この盛り上がり方で最終巻じゃないって嘘でしょう?って思いました。すっごいよかった。にしても、お笑い担当組の楽しさがたまらないなあ。側にいたらウザいでしょうけど。良い感じにオチをつけてくれたので、続きが楽しみです。→ 感想