断章のグリム(11) いばら姫・下

『どう?あの<異端>と何度も対面したけれども、少しは彼女を理解できた?この悪夢の城の主、死なない<異端>のことを』

下巻でも芽がすごかった。ぞわぞわする嫌悪感と、絶体絶命の連続におなかいっぱい。解決編というか謎解き場面はもうちょっとスペースをとって欲しかったと思うけど、さて、解決後に残ったのは、何やら不穏な空気だなあ。風乃しかり、葬儀屋しかり。このフラグは次に持ち越しか。いったいどうなるんだか。→ 感想