アカイロ / ロマンス(5) 枯れて舞え、小夜の椿

「なん……なんですか」
型羽は薄ら寒いものを覚え、震える唇で問いかける。
答えを教えてくれはしないと思いつつ、それでも尋かずにおれなかった。
「『つうれん』に、いったいなにがあるというのですか!」

繁栄派側の話に切なくなったり、初デートにばくばくしてたら、中盤から一気に加速した。何この衝撃!ひとつでも心をえぐるような出来事なのに、こんなに何度も・・・。真実が痛い。ここまでショックを受けたら、どうすればいいのかわからなくなりそうだけど、次でどう決着をつけるのか気になるばかり。→ 感想