2009-08-19 鴨川ホルモー book ☆☆☆ 万城目学 「ねえ、一つだけ、お願いがあるんだけど」 彼女はぼそっとつぶやいた。 「え?何?」 俺は思わず引き込まれるように彼女の顔に耳を近づけた。 「今度……」手元を見つめたまま、彼女はかすれた声を発した。「どこか遊びに……連れてって……くれない?」 「え?」 ホルモーって何?と引っ張られているうちに楽しくなってしまった。ホルモオオオオ!不器用な恋模様がとても面白かった。欲を言えばもうちょっと発展させてくれれば・・・と思ったけど、彼女が可愛かったのでよしとする。→ 感想