我が森に集え狼 魔術士オーフェンはぐれ旅(4)

「どの道、すべての計画のためには、魔術士は地上にいてはいかんのだ。二百年前の、人間の魔術士とウィールド・ドラゴンとの戦いが、なぜ起きたと思っている?」
「天人は、自分たちが滅びるのを、生き残る人間の魔術士に対して、嫉妬した……」
「はあはあ!天人が本当に滅びたとでも思っているのか!?ドラゴンの女王が!」

戦士たちの故郷フェンリルの森の物語。ドラゴン種族の圧倒的力の差に驚くも、その真実は重かった。力と引き替えにしたもの、か。キムラック教会はどこまで手を伸ばしてるのか分からないけど、教祖の態度をみるだにろくなもんじゃなさそう。ともあれ、そんなシリアスシーンを台無しにしてくれるクリーオウがほんといいですね。→ 感想