2009-10-13 執事ときどき彼氏 book ☆☆☆ 春河ミライ 「それなら、誰かが私を傷つける前にグレンが傷つけてよ」 悲鳴を絞り出すようにユノは叫んだ。だが、グレンは取り乱したユノとは対照的に、ごく自然にきわめて冷静な声色に告げた。 「私は男である前にあなたの執事です」 うーん、執事側の気持ちが全然見えなかったので、距離感をつかめなかったのが残念かな。視点が揺れて読みにくいのもあったけど、お嬢様の一途な思いは微笑ましかった。でもヤり始めると止まらないのは……いいぞ、もっとやれ。→ 感想