沙漠の国の物語 鋼の旋律

「彼女は自分で選んだんだ。守られることは望んでいない。心配するのはいいが、し過ぎるのはただの侮辱だぞ。お前はお前の仕事をしっかりやれ。それで次に会えたときには……」
言いながらゼクスはジゼットの頭を真上からガッと掴み、自分の方へ顔を向かせた。
「死ぬまで放すな」

ウルハとリードゥの思いがひしひしと伝わる。弱さはあれど、それを乗り越えていこうとするラビサの強さは、人を引きつけるよなあ。でも、そろそろ限界が近いので、ジゼット、君が支えないとまずいぞ?どういう結末を迎えるのか、楽しみに待っていたいと思います。→ 感想