我が運命導け魔剣 魔術士オーフェンはぐれ旅(13)

「でも、それで人を傷つけてもいっていうんなら、そんなのはただの屁理屈だってお父様も言ってたわ。死ぬ時じゃなくて、正気の時にね」
「他人を傷つけることもなく、我を通すことができるとでも?」
「できるわ」
なにか意味もなく悔しくて、クリーオウはきっぱりと即答した。
「賢くなればそれができるのよ。できないなんて考えてるほうがどうかしてるわ」

町で対立する道場の争いに巻き込まれたら……なんだこの急展開。まっすぐなクリーオウさえも絶望の一端を垣間見ることになるなんて。まだ話は始まったばかりという感じなので、続きを読まねば。→ 感想