テスタメントシュピーゲル(1)

「ろくでなしなりの忠告だ。よく聞いてくれ」ミハエル―まるでこれから戦闘が始まるというような厳しい目つき。
「こうした状況では、どこで誰がどんな罠を仕掛けているか分からん。くれぐれもMPBとしての本文を外れず、独走するな。独断と独力で何かをしようとするな。全て俺と、組織を通せ。いざというとき俺とMPBがお前を守れるように。いいな」

プロローグをみて、「いやいや、まさかまさか」と思ってたことが、現実になっていく展開に引き込まれっぱなしでした。分断されたMPBの特甲児童たちを襲う悲劇は……まだ終わらないのか。チームに戻りこれで一安心と思った矢先の心砕かれるシーンがやりきれなかった。「あたくし」様の動向も気になるけど、でもまだ希望はある。それだけが救いです。ああ、凄かった。→ 感想