2009-12-18 太陽のあくび book ☆☆☆ 有間カオル 「でも、ミカンの欠伸じゃ、気が抜けている感じで、あまりうまくなさそうやけん」 「じゃあ、ミカンじゃなくて……」 「ミカンじゃなかったら何よ。愛媛?夏?」 「村、俺たち、少年部、四月、黄色、太陽、海……」 頼子がパンと手を打った。 「それ!太陽のあくび」 新しい味のミカンを売るお話なんだけど、登場人物たちに感情移入できないから、読むのがきつかった。でも、最終章で一気に盛り上がる。読後感はとてもいいな。→ 感想