氷結鏡界のエデン(2) 禁断水晶

「……あいにくわたしには話が見えないんだが」
怪訝な面持ちでじっとこちらを見すえる彼女。
「ええと、なんて言えばいいのか」
とっておきの悪戯を思いついた子供のような表情で、シェルティスは。
「モニカ、明日また僕と部隊組んでくれないかな。今度は本当の任務で」

勧誘されたり敬遠されたりだけど、新たな少女が仲間になって、前しか見ていなかったシェルティスに、別の視点を見せてくれたのは良かったな。ただこういうことは自分で気づかないと、本当にたどり着けてるのか疑問な気がしないでもない。今後は、統政庁方面できな臭くなってくのかしら。→ 感想