俺の妹がこんなに可愛いわけがない(5)

「京介氏、たとえきりりん氏がいなくとも、我らの友情に変わりはござらん。違いますか?」
「― ハ、」つられたのか、俺もついつい噴き出しちまった。
「違いねえやな」
言うまでもねえさ。
俺はおまえらのことが、大好きだよ。

黒猫が可愛い!うるさいのがいなくなってといいながら、時折感じる寂しさがやるせないんだけど、みんな強がって、でも一緒にいてという関係にニヤニヤする。京介のお人好しっぷりは、まあ、そりゃモテるわけですよ。なんだかんだ正直だしね。それにしても部活に入ったことでの黒猫の成長っぷりは素敵だったなあ。ひとりじゃないっていいね。→ 感想