楽園の魔女たち 銀砂のプリンセス

彼はここで気づくべきだったのだ。
その口もとに浮かんだ笑みに、ダナティア皇女殿下の不治の病に。
死にいたることはないが、一生治ることもない。
その不治の病の名を「負けずぎらい」といった。

殿下が外交上のトラブるを片付けに砂漠へいったら、奴隷になっちゃうお話。殿下さいこー!どんなときでも、誇り高さを忘れず突き進む負けず嫌いっぷりが楽しくてしょうがなかった。ちょっぴり不安になるときもあるけど、負けない彼女がステキ。最後にしてやられた殿下は、さてやりかえすのかしら?とニヤニヤ。→ 感想