魔女の戴冠 ラ・ドルチェ・ヴィータ

「あなたはくだらないと感じるかもしれないけれど、何年も後になって一番なつかしく思い出すのは、そのくだらない時間なのですよ。鍵を外し、扉を開きなさい、チェチリア。孤独な魔女は、善き魔女になれません」

名門エレオノーラ女学院でも天才と言われる魔女チェチリアが、まさか借金まみれだったとは!本編の裏側でいろいろ頑張ってる姿は涙ぐましくも面白くて、つい笑ってしまいました。本人真面目なんですけどね。頑固で、孤高を気取って、でも寂しくて。借金取りとの距離が、だんだんと縮まっていく展開がとてもニヤニヤさせられました。まったく、もう!お幸せに。→ 感想