嘘つきは姫君のはじまり 東宮の求婚 平成ロマンティック・ミステリー

「では話せ。斎、おまえの売りたがっている情報とはなんだ」
秘密さ。斎の言葉に那智王がけげんな顔をする。
「おれがいま手にしているのはね、那智王、ある乳姉妹の秘密なんだ……」

乳姉妹の秘密から脅しが始まって、宮子はほんと大変だったと思うけど、腹黒コンビは一枚上手ですね。ぶっちゃけ、そんなところはどうでもよくて、ついに恋が動いたことがドキドキです。切なくて、苦しくて、それでも止まらない思いは、どうなるんだろう。例え悲しくても止まらないから恋なんだろうなあと思ったりする。それにしても蛍の宮……あんた格好よすぎるよ(惚)→ 感想