ファントム アイン

「あなたには、生まれついての才能があるのよ。人を殺す才能。生き残る才能。暗殺者としての才能が」
「はは……、わけの解らないこと言わないでくれよ。大体、何の根拠があって……」
「わたしを殺そうとしたじゃない」

記憶を奪われ、暗殺者アインの後をつぐことになった少年の物語。生きるために人を殺すしかないという生き方の中、少しずつ支えを見つけていった後に……あれは辛いよなあ。ファントムとなった彼が、キャルを保護したのは、アインを連想したからかしら。明かされていく真実をしって、彼がどの道を選ぶのか興味津々でしたが、最後はちょっと空かされた気がしないでもない。→ 感想