時の竜と水の指環(後編)

「かならず、おまえを救ってやる。なにがあっても命を捨てるな。おのれの心に負けるな……!わすれるな。ノーマ・カーの森に帰るまで、おまえはわたしのものだ」

ク・オルティスに結婚話がもちあがったことで、唐変木な男が自分の心に揺れる展開に似やついてしまう。従騎士も同じような気持ちだったろうなあ。アイリの背負ったものは重くとも、それを知る人たち皆が動いてくれて。人のつながりって素敵だと改めて思いました。→ 感想