烙印の紋章(6) いにしえの宮に竜はめざめる

「きみならもっとうまくやると思ったが。スルールから隊丸ごと奪うつもりならともかく」
「性質が悪い」
「ぼくが?それともきみが?」
「使えない将は、手ごわい敵より性質が悪い」

一介の兵士となったことで出来ないことの多さに苛立ちながらも頭角を現すから、さすがであり危ういなあ。魔道士たちの圧倒的な力におののき、それでも引かなかったオルバが格好よすぎる!彼の秘密を知るものが数人増えてしまったけれど、まあ、逆にいいことかもしれない。まだ魔導士との戦いは終わらないみたいですが、次こそはヒロインが出てくるらしいので(二巻連続でなかった!)、恋愛要素も楽しみにしたいなあ。→ 感想