羽月莉音の帝国(3)

「それにしても……立花社長なら、こんなふうに必死で前日に記者会見の想定を考えなくても、即興でどんどんやっていけるんだろうな。つくづく自分の経験の足りなさを感じるよ」
「経験?それがどうしたというのだ。巳継、お前には優秀なブレーンがいる。立花は一人だが、俺たちは五人。だからお前は決して立花には負けない。俺たちはひとりじゃないんだ」

資金繰りのところはちょっとあっさりだったけれど、事業に本気になっていく革命部の面子の熱さがたまらなかった。特に恒太!君の頑張りと心打つ言葉が格好よすぎて涙出た。無事終わってほっと一息ついてたら、今度は本格的に軍備に手を付けることになったけれど、ラストがちょー気になる終わり方でヤバイ。→ 感想