そのとき翼は舞い降りた

「二つに一つですよ。大切な人に忘れ去られたまま永遠に生きるか、それともこの呪いを自らの力で断ち切るか」

借金のカタに売られたお金にがめつい少女が、悪神の籠手を継承して、無敵団の団長になってしまうお話。悲壮感漂うお話しのはずなのに、笑いが止まらない。悪魔か!とツッコミたくなる金儲けっぷりと、力を手にしてからの姉御っぷりが楽しくて楽しくて。パルメニア国王の冷酷さにやられた恋は……と思ってたのに、ちゃんと取り返す強引さがさすがでした。→ 感想