2010-10-28 夏光 book ☆☆☆☆☆ 乾ルカ 「これは一生に一度しか出来ない強い願掛け……ううん、呪いね」 鶴乃さんは長い首を多少右に傾け、キミを見た。 「百の焔の厄返しっていうのよ」 いじめだったり、妬みだったり、嫌悪だったり、人の嫌なところが見えたり、時に背筋がぞくぞくするような怖さを感じながら、読み終わったときグッとくる、そんな物語が集まった短編集でした。この人のお話は、本当に素晴らしい。→ 感想