嵐に舞う花 ― クラシカルロマン

「……それが、いまのわたしにできること?」
「そうです。いまこの国に必要なのは、泣き顔の王女ではなく、明るく毅然とした王女の笑顔です。あなたが明るくしていれば、みんなも励まされます。それはとても特別なことで、王女のあなたにしかできないことです」

素敵な王女の成長物語でした。周囲の人に愛される様子や、身分やら何やらで幼馴染と微妙な距離感が生まれるところとかいいな。恋敵がもう少し頑張ってくれればと思わなくも無いけど、ハッピーエンドににっこり。→ 感想