不思議系上司の攻略法

「それにしても、石み……カヨさん、なんでわざわざメイド服なんかに着替えたんです?」
彼女はくすり、と笑い、
「彼には『メイドのカヨ』としてお願いしているわけですから。それに……」
そして胸のリボンに手を当てながらこう言った。
「大切な『ご主人様』をお守りするのも、『メイド』の役目ですから」

上長はメイド様というお話。いろんな事情を知ってしまった主人公のSEさんが、孤軍奮闘する様は楽しいんだけど、トラブルの連続や無理やりな折衝模様にどこかキリキリしちゃったりする。→ 感想