ほうそうぶ^2

「どうかな。幽霊部員……、だと意味ないけど、ほんの一カ月くらい。次に兎レポーターが出るときまで、わたしを監視してくれるだけで良いんだけど」
ふむ。……虎穴に入らずんば虎児を得ずという。
「わかった。放送部に入ろう。あんたの無実を証明すればいいんだろ?」

探偵ものかと思ったら全然違うわけですが、ちょっと変わった部活ものという感じでしょうか。四人の容疑者の女の子たちをひとりひとり調べていったら、見えてくるのはその子たちの魅力ばかりというのは、何ともいいものですね。→ 感想