鏡の国の眠り姫

「それで……何なの、提案って?」
「うん」
シリンは、なぜか、天井を見上げるようにして視線を逸らした。そして、とんでもないことを言った。
「僕と恋愛をしてみないか」

相変わらずもどかしかったけれど、ようやく届いたか。隠し事されて塞ぎこんでた彼女が、ようやく見せた笑顔が素敵でした。でも、その笑顔を見たもうひとりの王子は……あーあーどうなっちゃうんだろ。→ 感想