2011-02-03 鏡の国の眠り姫 book ☆☆☆ 山本瑤 「それで……何なの、提案って?」 「うん」 シリンは、なぜか、天井を見上げるようにして視線を逸らした。そして、とんでもないことを言った。 「僕と恋愛をしてみないか」 相変わらずもどかしかったけれど、ようやく届いたか。隠し事されて塞ぎこんでた彼女が、ようやく見せた笑顔が素敵でした。でも、その笑顔を見たもうひとりの王子は……あーあーどうなっちゃうんだろ。→ 感想