理想の花嫁

「いや」ことさらゆっくりと言った。
「よくない。紳士はこういうことをしてはいけない。ぼくはこういうことをしてはいけなかった」
「なら、どうしてしたの?」
「わからない」

楽しかったー!道に倒れてた女性を助けたら、という出会いから始まる身分違いの恋にニヤニヤが止まらない。惹かれているのに、公爵の義務にしばられて、必死に抑えこむ男がもう!紳士と言いながら、視線がちょっとアレでしたが、お互い我慢できず、一度抱きしめてから止まらなくなっていき。予想通りの展開とそこにちょっと捻られたプラスアルファがほんと楽しかった。→ 感想