2011-08-01 嘘つきは姫君のはじまり 千年の恋人 book ☆☆☆ 松田志乃ぶ 「いい加減にしてくれ、東宮と二条の姫の誘拐騒ぎだけでも頭がいたいのに、あと二つも大きな面倒が起こっているだと?悪い冗談にもほどがあるぞ……!」 終わってみたら、この誘拐劇があったからこそ、宮子と次郎君、そして真幸は、心に折り合いをつけることができたんだと思いました。コレはいい三角関係だったなあ。波乱は色々あったけれど、なんとか無事終わった救出劇を、宮子の手柄として東宮妃問題に利用する馨子にニヤリとしつつ、幸せな結末に良かったねと言いたくなりました。→ 感想