身代わり伯爵の婚前旅行(1) すれ違いの蜜月

「……なんだ、あの二人が仲良しでいらっしゃるかぎり、すべては平和なような気がしてきました」

ミレーユにしろリヒャルトにしろ、お互いが相手のことを思っての行動であることが随所に見えて、微笑ましくなる旅路でした。それぞれの過去を見つめなおすような意味もあったし、トラブルも満載だったけれど、二人の仲は、深まったんじゃないかしらと思えるぐらい、塩を下さいなシーン満載でした。まだ不穏な空気は残っているけれど……さて。→ 感想