2011-11-11 押しかけ絵術師と公爵家の秘密 book ☆☆☆ 斉藤百伽 「落ち込めと言ってるわけじゃない」 真摯な青い瞳がエステルをとらえた。 「さっきも、それから祭りの前に行き詰まった時も、おまえは逃げ出すことなんて考えなかっただろう。怖かろうが自信がなかろうが、あきらめずに努力して立ち向かう。おまえは、よくやっている」 これは楽しかった!仕事が欲しいからと、時にハッタリを効かせながら強引に売り込むエステルの猪突猛進っぷりが楽しい。いがみ合う二人が、想いを寄せるようになっていく展開がとても良かったです。→ 感想