「しっかし、って事は……いよいよエクスで働けるメンバー、限られてくんなあ」 天井を見上げながら、何かを諦めたような口調で呟くジャン。 「その事なんスけど……」 ケンジが口を開く。 「オレ……やっぱり、エクスを解散させるべきだと思うんです」 「ケンジ………

「でも、て事は……。七人で、エクス・ガリバーとして活動するのは……今回の騒動で、最後って事か……？」 自分たちの道を歩み始めたことで、エクス・ガリバーが……。さてどうなる？ → 感想

「なあ……マーガスよ」 「……ん」 「彼女を作るより難しい問題って、この世にあんのかなぁ……」 武器屋話も面白かったけど、前作の裏エピソードがもっと面白い！→ 感想

「つまり、これってよ」 妙に間の抜けた声で言ったのは、ジャンだった。 「マーガスが犯罪者として、今、世界中の騎士警察から追われてるって事だよな？」 マーガスが指名手配犯に？という第二部にして完結編スタートなお話です → 感想

「みんな変だよ。エクスは、やりたい事が見つからない人や、将来に不安がある人が集まってできたお店でしょ？それなのに、やりたいことが見つかった仲間ができたのに、それを喜べないなんて……それじゃ、エクス・ガリバーって、いったい何のためにあるの？私…

「なんかいろいろあったけど……やっぱりアタシ達は、またこうして七人揃って、ここに立ってる。離れ離れになったり、一緒にいられない状態のヤツが出ても、不思議とアタシ達は、また七人に戻る……」 「よっぽど腐れ縁なんだろうなぁ……」 「アホ。こういう時は…

「待て待て、寝るのはまだはえーよ。こういう旅行の時に、夜にしなけりゃなんねー事があんだろ！？」 と、普通に目を閉じて休もうとしたのに、ジャンがいきなり騒ぎ出した。 「へ？なに？ハミガキ？」 「マクラ投げかな？」 「バッカ、ちげぇよ！古今東西、…

いつしか乗せられるドタバタコメディ → 感想

上の学校へ行くほど頭は良くない。特技といえるほどのものは何も無い。 やってることといえば、詐欺のような商売で食いつないでいるだけ。 こんなんでいいのかな。そう思っていたときにチラシが目に入った。 やりたいことが、見つからない。得意なことも、見…