林トモアキ

レイセン File 1: 巫女とヒキコと闇少女

「ヒキコモリにも、ニートにも。生きる権利はあるはずだ」 「いいえ、あまりないわ」 「彼らだって、自分の人生に苦悶しながら、それでも日々元気に生きているんだ」 「元気があるなら働けばいいのよ」 どかん! 「働くだけの元気があるなら、誰が好き好んで…

ミスマルカ興国物語 4

その者、一切の衣を纏わず金色の野に降り立つべし…… ゼンラーマン対決に思わず本をとじてしまったのは僕だけでしょうか。それはともかく、子供の理想と大人の現実が生み出す差に、心が痛む。→ 感想

戦闘城塞マスラヲ Vol.5 川村ヒデオの帰還

「こいつがよく言う『諦めない』ってどういう意味かわかる?自分が一人が強ければいいって本当の意味、わかる?世の中の悪事全部、自分一人で片付けようって考えてんのよ。馬鹿でしょ?大馬鹿だわ。世界中で一秒間に何件の犯罪が起きているか知らないのよ。…

ミスマルカ興国物語 3

(……暴力だけは許さない、お優しい甘ったれだと……?) 冗談ではない。誰の観測だ。 認識を改めねば。シャルロッテの言葉通りだ。あれは蛇。牙のみならず毒までも持つ。ならばレース当日、あらかさまなほどでなければ妨害たり得ぬというあの自身も、ただの強が…

戦闘城塞マスラヲ Vol.4 戦場にかける橋

なら……。 いいではないか。彼もこう言ってる。負けはしなかったのだから、いいではないか。 「……」 ……いいのか? 負けなかったからなんだ?負けないために参加したってなんだ? このラストは一気にテンションあげてくれます!最終巻になるであろう次作が待ち…

ミスマルカ興国物語 2

「チャンバラやってるときに、無駄口叩く奴はいねぇ。話し合いの最中に、剣を振り回す奴もいねぇ。どっちかしかねえだろう。ならお前が喋っている分だけ、お前の剣は錆び付いてく」 「俺の……剣が」 「座って喋れる奴はゴマンといるが、最強なんて呼ばれるの…

ミスマルカ興国物語 1

「貴様……!本当に貴様が、うつけと呼ばれるマヒロ王子なのか……!?」 「今頃何を?」 さもくだらなそうに、マヒロは吐き捨てる。 「うつけだろうと何だろうと。生きている以上死ぬことはできるのですよ、お姫様」 ハッタリと計算と。うつけな王子の予想外な行…

003: 戦闘城塞マスラヲ Vol.3 奇跡の対価

「妥当」 「え?」 ヒデオは首を振った。 「そのくらいなら……奇跡の対価としては、安い」 今回のヒデオは格好よすぎて、格好悪すぎて、どうしてくれよう。いやあ、楽しかった。→ 感想

戦闘城塞マスラヲ Vol.2 神々の分水嶺

「君こそ我が社が……いや、俺が長年も止め続けてきた人材だ。魔殺商会本社の正社員として迎えよう!今言った出来高一割に加え、月給、ボーナスも支給する!」 「……是非」 川村ヒデオ。 就職。 早くも全員集合!?これからどうなっていくのかまるで予測がつか…

戦闘城塞マスラヲ Vol.1 負け犬にウイルス

聖魔杯 優勝者には、世界を律する権利として聖魔王の称号と、その証たる聖魔杯が与えられる。 参加資格はただ二つ。 人間と、自律した意思を持つ人間以外の者の、ペアであること。告知開始より一年以内に会場に入ること。 武器、防具、その他アイテムの持ち…

お・り・が・み 澱の神

「っしゃあ、おどれら覚悟はええかぁ!!」 おおおおおおおっ!! 押し寄せる魔物たちの咆哮、地鳴りにも負けぬ勝鬨が爆発する。 「ここで勝ったモンが英雄や!!ここで生き残ったモンだけが英雄やぞッ!!そしたらおどれら全員の名前、うちが教典に書き残し…

お・り・が・み 光の徒

予想もつかないサスペンス → 感想

お・り・が・み 正の闇

鈴蘭かっこいー → 感想

お・り・が・み 獄の弓

面白さ復活!→感想

お・り・が・み 外の姫

そっちにいったか。→感想

お・り・が・み 龍の火

シリアス度がアップした続編→感想

お・り・が・み 天の門

破壊力満点のラノベ → 感想