珍しく古本屋へ
さっそくハメを外して、寝たの午前三時で頭痛いとか言ってるけど、仕事だけはきっちりやってる彼を、褒めるべきかよくわからん。
それにしても直前に例の不具合が発生したおかげで、なんだか大変そうだなあ、と他人事のように言ってみる。
帰りに書店に寄ろうと思ったんだけど(GA文庫すでに出てるっぽくて。soundseaさんが読み終わってるし!)、通勤途中の駅に黄色い看板の古本屋さんができたらしいってことで、そっち寄ってみた。すげー込んでる。お前ら、立ち読みしすぎ。
まあ、僕の目当てはソノラマ文庫なわけですが、ARIELとかは見つかるんだけど、やっぱり秋山完とか無いなあ。しかたない。地道に探そう。小林めぐみもなかったのが残念すぎる。
ちなみに購入したのは、冴木忍の「星の大地」。以前、INNさんにお勧めされた作品ですね。不安で不安で楽しみです。いや、まあ、いつ読めるかわかんないんだけどさ……
ほかには甲斐透のウィングス文庫作品。「双霊刀あやかし奇憚」だっけか。安かったので、つい。
そうそう。ウィングス文庫といえば、今、サマーフェアを開催しているらしい。
まだ、そんな読んでるわけじゃないけど(というか二つのシリーズ作品しか読んでない)、t-snowさんの感想読んでると面白そうな作品がたくさんあるみたいなので、ちょっと気になるレーベルではあります。
さすがにプチ文庫をもらうほどではないんですが、「パートタイム・ナニー」は買うつもりだったし(ちゃんと買う鴨リスト入りしてるよ!)、あと一冊買えば貰えるのかと思ったとか思わなかったとか。
バッカーノ!1705 The Ironic Light Orchestra
「酷すぎるよ……神様」
単なる幸運と解っていても、ほんの一時的なものだと解っていても、彼女は可能性を知ってしまった。自分にも、生きて幸せになる可能性がゼロではないということを知ってしまった。
「やっと死ねるんだと思った途端に……こんな……こんな……もう少しだけ、もう少しだけ……生きていたいと思わせるなんて……!」
ちょっと物足りないところが無いわけじゃないけど、次の1710あたりでどうなっていくのか気になります → 感想
断章のグリム? 赤ずきん・上
「あのね、行方不明になった女の子って、実はあの子のお友達らしいのよ」
「……」
「だから、どうもあの子ったら自分たちだけで解決しようと思っているらしいのね……だから私に何も教えてくれないし、私が調べようとするのも邪魔されて、この五日間に何が起こってるのか、ほとんど私にはわかってないのよ……」
下巻が出るまで待てばよかったと毎回思うけど、手を出してしまう面白さ。今回もいいよいいよー。→ 感想
2007年7月HJ文庫新刊案内
にゅーあきばこむのコンテンツ(のはず)である「おた☆すけ」で、7月の新刊5作品の書評が掲載されている。
貴重なHJ文庫新刊全作品レビュー - 平和の温故知新@はてな
まぁ広告枠みたいなものだと思うのだけど、意外と貴重かもしれないので紹介。
HJ文庫の新刊であれば、コンプしてるコウさんのところを見れば確実ですが、7月に限って言えば、実は僕もすべて読んで感想書いてたりするんです。
- たま◇なま 〜生物は、何故死なない?〜 (第1回ノベルジャパン大賞「大賞」)
- SAS スペシャル・アナスタシア・サービス (第1回ノベルジャパン大賞「優秀賞」)
- カッティング 〜Case of Mio〜(第1回ノベルジャパン大賞「佳作」)
- 魔法の海兵隊員 ぴくせる☆まりたん
- 螺旋の国の3ドリル
リンク先は感想ページです。
個人的なお勧めとしては「カッティング 〜Case of Mio〜」「SAS スペシャル・アナスタシア・サービス」あたり。リストカットする少女とのボーイミーツガールな「カッティング 〜Case of Mio〜」ですが、恋愛部分は素敵でした。点数をつけるとしたら、80点台後半ぐらい。
「SAS スペシャル・アナスタシア・サービス」は、某国の王位継承者である妹を護衛しにきた三人の美少女たちとのアクション。フルメタ的要素もありつつ、独自のものも打ち出してて、面白い。80点台前半ぐらい。
「たま◇なま 〜生物は、何故死なない?〜」は、宇宙人と彼女に体を改造された少年の恋愛もの。うまいとは思うけど、面白いとまではいかなかったので、70点ぐらい。でも、トンボさんやhobo_kingさんは、評価高いみたい。
ちなみにノベルジャパン大賞を三作とも読んでるサイトでは、「カッティング」が一番評価高いような気がするんだけど、さてさて。
魔法の国から来た海兵隊員の女の子まりたんが、だらけた高校のヨット部を鍛えなおしていく「魔法の海兵隊員 ぴくせる☆まりたん」は、読み始めたとき、何ておバカなお話なんだろうと思ったけど、意外に面白かったりする。好んで薦めようとは思わないけど。50+10点ぐらい。
モデラーな二人の少年とドール好き少女が、ドリルが最強な地底世界に行ってという「螺旋の国の3ドリル」は、ドリルという言葉が出てこないページはないというぐらいドリルしてるお話です。モデラーさんやドリル好きは熱くなれるかも。これも好んで薦めようとは思わないけど、普通に楽しめるかな。60±10点ぐらい。
僕の点数付けはわりと甘いらしいので、適当に換算してください。+とか-は、ニュアンスで何となく感じてくれると助かります(誰が?)。
先日のStyle-Fの話もそうだったけど、紹介ってことを考えると各レーベルの新刊を読み終わったら、まとめたりするとわかりやすいのかなあと、ふと思った。まあ、全部読んでることって、あまりないから微妙かもしれないけど(7月の角川スニーカーは8冊中5冊だし)。