今日も買い物

とりあえずスーツはもういいやと思ったので、ビジネスカジュアル(だっけか?)みたいな服を探しにいく。でも、あんまいいのがないんだよなあ。いや、あるんだけど、高い。今まで、2枚でいくらみたいな服ばかりだったから、ジャケットひとつで2万とかありえない。
たまに安いの見つけても、腕の長さが短かったり、肩幅があわなかったりと*1、なかなか合うものがないんだな、これが。
とりあえず、パンツとジャケット買った。シャツもひとつ。なんか、毎週のように買ってるけど、今までこういうのひとつも持ってなかったから、まだまだ足りないんだよなあ。また来週行くか。

*1:基本、貧弱

2008年3月の読書記録

61冊読了。あれ?旅行したり、例の件であまり本が読めなかった印象が強かったけど、意外に冊数多いな。まあ、これが最後の月間60冊超えだと思うけど。読んだけど感想書いてない作品は……あった気がするけど覚えてないや。ともあれ、これで2008年の累計読了冊数は208冊になりました。

で、今月のベスト3。

おせっかいなゴッドマザー (株)魔法製作所 / シャンナ・スウェンドソン

魔法に免疫を持つ普通の女性が、ミューヨークで働く魔法使いたちと、恋に仕事に奮闘する。ようやくお相手と付き合うことができるようになったのに、いい雰囲気になったら、お邪魔が入るというお約束の面白さが、これでもかとやってきます。もうニヤニヤがとまらない楽しさ。ラブコメ好きなら、絶対楽しめるので(翻訳ものだから、ちょっと高いかもしれないけど)、ぜひぜひぜひ。→ 感想

<本の姫>は謳う 2 / 多崎礼

本に意識を閉じ込められた<本の姫>とアンガス少年が、世界中に散らばった四十六の文字(スペル)を探し求める冒険物語。過去と現在のつながりが見えてきて、さらに面白くなってたところ。あと二冊。どういう展開を見せてくれるのか、すっごい楽しみ。→ 感想

君の望む死に方 / 石持浅海

自分を殺させるために。そして、殺した相手が犯人として疑われないようにと、さりげなく相手を誘導する男を描くミステリー。気づかれぬよう、神経を使いながら動き続ける緊迫感と、しびれまくり。後半では、さらに何者かが殺害阻止に動き始めて……というところから生まれる駆け引きにゾクゾク。 → 感想

ライトノベル方面

封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ 3 / 霜島ケイ

孤独だった桐子が、人と、友と触れ合い、一歩一歩、当主としての成長を見せる姿が、すばらしい。ツンデレっぷりも最高です。封殺鬼シリーズを読んだことなくても、「鵺子ドリ鳴イタ」シリーズだけで、楽しめるので、ぜひ。→ 感想

身代わり伯爵の決闘 / 清家未森

鈍い男と鈍い女が繰り広げるラブコメ。相手の天然さにドキドキしあいながら、なかなか進まぬ二人の仲がとてもじれったく面白い。それでもシリーズが続くにつれて、男のほうはだいぶ覚悟を決めてきたんだけど……さてさて、どうなるどうなる?→ 感想

ライタークロイス 3 / 川口士

騎士を目指す者が、ひょんなことから皇女の従衛となって、という冒険物語。ユーモアあふれるやり取りが、とても楽しいですが、今回のお話は、なんといっても、敵役が格好よかった。敵と知りながら、それでも信念を持って突き進む姿に、心打たれる主人公の気持ちがよくわかる。今、富士見ファンタジアで、一番好きなシリーズです。→ 感想
そのほか、一見、男女入れ替えだけど、実は正統派ラブコメSH@PPLE」、戦時下という雰囲気と天使病が、壮絶な痛みを心に刻んでくれますが、ここからどう立ち上がるか楽しみな「アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭」政治劇の駆け引き最高だった「ゆらゆらと揺れる海の彼方 9」、脇役に徹しながら、最後に見せた輝きに涙する「零崎曲識の人間人間」、音楽を通じて、孤独を埋めていくバンドの思いに、じわりとさせられる「さよならピアノソナタ 2」、入団試験だってのに、どれだけ戦略ものなんだよ!とニヤリする「鋼鉄の白兎騎士団VI」あたりがオススメかな。

今月以降は、おそらく月間30冊程度だと思うので、あまり新シリーズに手を出せない予感。

帝冠の恋

「なぜ、こんな形で出会ったのかしら」
ゾフィーはぽつりとつぶやいた。
「神は、フランツにあれほどの力を与えておきながら、なぜ幸福だけはあらかじめ奪いとっておいたのかしら。どうして、フランツと私を出会わせたのかしら」

ああ、もっと読みたかった!切ない恋物語に、じんわり涙。 → 感想

くろかの

「ばっ、万有引力を俺は見た!引力の大きさは質量に比例し、距離の二乗に反比例する!ああ、だからあの大きな胸の強力な引力に引き寄せられるのか!」
「そして……彼女に近寄れば近寄るほど、ますます引き寄せられるというわけだ!恐るべし重力加速度、おれたちのハートビートも加速中だ……!」
「ですよねー!微妙に重力に引かれている下乳が……リンゴのようにたわわな下乳が!まさに今、おっぱいはニュートンを超えたよねっ!」

こういうことまじめに語る連中って大好きです。ちなみに主人公の所属する科学部の先輩たちの語りなので、本編とはあまり関係ないけど、気に入ったので引用。 → 感想