彩雲国物語 漆黒の月の宴

未だ茶州に入りきれていない秀麗と影月。
指定期間内に着任しなければ官吏としての地位を剥奪されてしまう。
だが妨害は続く。
ようやく目の前にというとき、茶州の州都は全面封鎖されてしまった・・・。


愛情の差である饅頭の話はニヤリとしてしまった。
影月と香鈴か。どうなるのかな。
個人的にもっともよかったシーンは春姫が助けに向かうところ。


もしその相手が自分以外の誰ぞの心配で苦境に陥るようなお人好しの馬鹿者なら、
そのときはお前の力で助けにいってやるがよい。
わたしが、かつて夫のもとにそうして駆けていったように、
すべてを尽くして、愛する馬鹿者を救いに行け。

こんなお祖母さんがいたら惚れちゃうね。
ようやく茶州で州牧になれたふたり。
でも物語はまだまだこれからなシリーズ第五弾。


彩雲国物語 漆黒の月の宴 - 雪乃紗衣


次作の感想: 彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計
前作の感想: 彩雲国物語 想いは遥かなる茶都へ