復讐のサマータイム デビル17 (2)

忠誠を尽くすエンジェルたちを疎ましく思い始めた徹は一人旅に出る。
そこで出会った女性。互いに惹かれあい、求め合う毎日。
そんな平穏を崩れたのは、D-17としての運命か。


始めるよ、雪華さん。あなたはたぶん喜ばないだろうけれど、
僕は他に償う方法を知らないから。
そして徹は、復讐を誓う!


前作よりさらにスーパーマンになってる徹。
圧倒的なまでの力を復讐にのみ使うことを決意したシーンは非常に印象的。
同時に、能力により老いることを知らない自分に気づいたとき、それを感じたのは恐怖としかいいようがない。
だからこその「エンジェル」と「ノヴァ」なのか。
それと共にまた新たに発覚する事実。
途中で、う〜ん、と思ってたけど、ラストがああなるのであれば、そう呼ぶのも問題ない。
相変わらず、脳漿と血と汁気が満載なシリーズ第二巻。


復讐のサマータイム デビル17 (2) - 豪屋大介


次作の感想: 要塞学園 デビル 17 (3)(4)
前作の感想: みなごろしの学園 デビル17 (1)