2006-07-26 紅 ギロチン book 片山憲太郎 「それ、おまえだろ?」 タバコを銜えたまま、紅香は言った。 「そういうことができる自分を、少しは好きになってやれよ」 「でも、こんなの、偶然で……」 「アホ」 真九郎の苦悩を、紅香はあっさり切り捨てる。 「偶然で人を救えるなんて、最高じゃないか」 面白さに大満足 → 感想