疾るワン・ナイト・スタンド フルメタル・パニック!

「千鳥……?」
「こわかったんだから……」
「すまん」
「心配したんだよ……?」
「それも、すまん」
「ばか……。あたし、何度も死にそうな目にあって―」
そこで宗介が拳銃を抜き、頭上に向けて二発ほど撃った。キャット・ウォークから狙っていた敵が悲鳴をあげて、ずどんと落ちた。
「続けてくれ」
にわかに馬鹿馬鹿しくなって、彼女は宗介から離れた。
「やっぱり、そういうノリやってる場合じゃないのよね……」
「む。そうだな」

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