2006-08-29 ”文学少女”と飢え渇く幽霊 book 野村美月 「あのその……流人、心葉くんに変なこと言ってないわよね!」 「朝ごはんに『ぐりとぐら』を薀蓄垂れながら食べてるとか?」 「そ、そそそれはいいのよ……そうじゃなくてその……」 遠子先輩は月明かりでもわかるほど真っ赤になり、「なにも聞いてないならいいのよ」と、もごもごつぶやいて、先にずんずん歩いていってしまった。 前作よりも面白かった文学少女な物語 → 感想