2006-10-18 微笑みはかろやかに カイルロッドの苦難 7 book 冴木忍 カイルロッドは腹を決めた。自分が生まれた理由を、もはや問うまい。 どんな思惑があったにせよ、今ここにいることがすべてなのだ。 「生まれた時に、おまえの運命は決まっていたのだろう」 憐れむような声をカイルロッドははねつけた。 「俺は運命なんて信じない。ここにきたのも、実父と戦うことも、すべて俺が選んで決めた事だ」 セリかわいいよセリ。いや、それよりもイルダーナフがそうだとはねー。 → 感想