哀しみキメラⅢ

「あのさ!」
勇輝は大きな声を上げた。
「俺結局ほとんど何の役にも立たなかったし、むしろ迷惑かけたけど。それでも、俺、あんたたちと一緒に戦えてよかった。すっごい経験だった」
勇輝の目が微かにうるむ。

「あんたたちは、俺の勇者だよ」

こうきたか!と唸りたくなるすばらしさ → 感想