グロリアスドーン 2 少女は夕暮れに遊ぶ

「美味しい?」
「うん!とっても美味しいよ!!美味しい……」
そこまで言った時だった。突然、ティルは口をつぐんでうつむいてしまった。あわてた静花はティルの顔を覗き込む。
「どうしたの?何か入ってた?」
「ううん、なんでもない。あんまり美味しかったんでちょっと感激しちゃった」
ティルの言葉に静花は安心したように笑顔を返す。その笑顔にティルはある決心を固めていた。
……私は静花といたいんだもん。ティセお姉ちゃんだって、それを邪魔するなら……

次なる物語への前振りといったところ。ティセの妹たちとの競演が始まるのかな → 感想