ROOM No.1301 しょーとすとーりーず・すりー

「やっぱり疲れてるなら代わりましょうか?」
そしてまだまだ諦めてないことまでアピールしてくる。だから俺はまた、ああ、こういう娘だったなと思い出す。 「千夜子ちゃんは可愛いなって思ったんです」
だから俺はそう言っていた。それは嘘ではなく、本当のことだと思う。
「……ずるいです。人が心配しているのに」
千夜子ちゃんは顔を真っ赤にした。酔っ払っている鍵原よりもずっと。
だから俺はそんな千夜子ちゃんを見て思う。
こんな千夜子ちゃんだから、きっとまだキスもできてないんだな、と。

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